自分時間割を組んでみる。
部活動がOFFになっている中学生には、是非この機会に試してみてほしい事があります。
それは、1日の「自分時間割」を組む事です。
普段は学校の時間割に従って動いたり、部活動で集合時間と解散時間が決められていて
活動が終わればとりあえず家に帰るか、晩御飯の時間まで友達とブラブラ遊んで・・・
という生活をしているんじゃないかなと思います。
自分で自由に出来る時間が少ないからこそ、限られた時間に全力で遊びたい!と思って遊びにエネルギーを注ぎ
結局、勉強に割く時間と体力が残っていない・・・こういうパターンありませんか?笑
でも、この1~2週間(どれくらいになるかは分かりませんが、休校措置の期間)は自分で時間のやりくりをしなくてはいけません。
おそらく家にずっといるとなると、
お母さんから「洗濯物しといて」とか
「部屋の掃除しといて」とか色々要求されるかもしれないし
お父さんからも
「この機会にちゃんと1年間の復習をやって、次の学年へ繋げられるようにしておきなさい。」
とか言われているかもしれません。
子供思いな保護者の方であれば、本屋に行って問題集を買って、空いてる時間を計算した上で「1日〇ページやりなさい」と課題を作ってくれる保護者もいるかもしれません。
間違ってはいけないのは、これは全て子供たちの為を思った発言と行動であるという事は理解しておいてください。
ただ、なかなかその通りに動けないのが人間ってもんですよね。笑
「やりなさい!」と言われると、隙を見つけては「休憩~」と言ってスマホでYouTube見たり
部屋にこもって勉強するフリをしながら漫画を読んだりしていませんか?
まぁそんなもんです。
僕も中学生の時はそんなもんでした。
必要だという事は分かってはいても、なかなか気持ちがノらないです。
それは何故かというと「望んでいない課題」と
「強制された時間」はなかなか気が重たいもんなんです。
あと、自分に損失が無いと分かっていると人間なかなか動けません。
じゃあ、これを解決する一つのアイデアとして、1日のスケジュールを組むという事をやってみてほしいんです。
もう少し中学生向けに言うと「自分時間割」ですね。
朝起きる、ご飯を食べる、身支度をする、家事をする、
自分の自由時間を過ごす(「ダラダラ過ごす時間」とかでもOK!)、勉強する・・・という時間割を自分で自由に作ってみるんです。
そして、実際に自分で作った時間割の通り動いてみる。
動いてみた結果、出来た出来なかったを「〇×△」とかで振り返ってみる。
できれば、時間割通りに出来た部分には出来た理由を自分なりにコメントして
出来なかった部分には自分なりの改善点などを書いてみると最高です。
スケジュールを立てる事で、たぶん色々と見えてくる事があると思います。
で、できれば保護者の方に「今日はこうやって過ごしたよ~」と見せてください。
実は、自分で時間割を組む力って社会に出てめちゃくちゃ必要な力です。
大学とかも自分で時間割を組んでいかなくてはいけませんからね。
何でこれをやるのかというと
「やろうと思っていたのに言われたからヤル気無くした」
とか
「自分がやろうと思っている順番と違う事言われてイラっとした」
とかを解消する為です。
お父さんお母さんは子供の良い部分も今の課題も十分に分かってくれていますが
頭の中の思考までは理解していません。
だから、「自分はこう考えているから、ちょっと温かく見守っていてね」というメッセージを出すのです。
そうしたら親御さんはきっと見守ってくれます。
もし、失敗しても遠慮なく助けを求めましょう。
「やっぱ出来なかった!ごめん!どうしたら良い?」と。
大丈夫。自ら動いてどうしても出来なかった時には親御さんは優しく教えてくれます。
何故かと言うと、大人たちは今まで色んな経験をしてきて数々の失敗をしてきたからこそ
上手くいく方法を普段から教えようとしてくれているのです。
でも、その優しさが時には子供のプライドを逆撫でしてしまう事もあるんですよね。
だから親御さんは温かい目で見守ってあげてください。
そして、子供たち
自分で言う事、書いた事にはプライドを持ちましょう。
自分にウソはつかない。
とにかくやってみる。
出来る出来ないではなくて、やってみる。
自分なりに出来たのであれば、それでOKなんです。
それは自分で手に入れた「実績」です。
自信を持って。
失敗しても大丈夫。
それは何よりも自分にとって必要な自分だけの「経験」です。
その経験が、自分をより大きく育ててくれる良質の肥料になるんです。
何でも出来る今この時間にこそ、何かやってみる事で自分を成長させるチャンスです。
1日をスケジュールする。
チャレンジしてみてください。(^^)
では、またのちのち。