いつまでも謙虚な姿勢で学び続ける

チームの練習ができないこの期間をどう過ごせば自分にとってもチームにとっても

 

またスクールに来てくれる選手にとってもプラスになるのかずっと考えています。

 

バスケットボールの動画を見る、本を読む、練習メニューを考える、身体を動かす、など出来る事はたくさんあります。

 

でも、どのインプットをしていても前に進んでいる気がしなくて、自分の中で不完全燃焼が続いています。

 

先日、ある保護者の方とお話させて頂いた時に

 

「バスケ出来なかったら干からびるんちゃいます?!」と言われました。

 

はい、すでに干からびそうです…。

 

やっぱりコートに立って選手に向き合わないと指導者でなくて、ただのバスケ好きのおっちゃんです。(まだお兄さんでいけるかな?)

 

選手がいなかったら指導者は指導者になれません。

 

普段、選手と一緒にバスケに携わる事がいかに幸せな事なのかを改めて実感しています。

 

 

だからこそ、コートに立っている時間だけでなく、コートに入るまでにいかに準備ができるのか?がとても大事だと思います。

 

今日は、あるクラブチームの練習を見学させてもらいに行きました。

 

全体の練習は2時間キッチリだけで終えたのですが、その2時間がいかに濃い2時間だったことか・・・。

 

合間にコーチの方に練習の意図やプレーの組み立て方、今のチームの課題などをいくつか質問させて頂いたのですが

 

どれも的確に僕の意図を読んで、一瞬で答えなりヒントなりを出してくれました。

 

普段からいかにバスケットボールに対して真剣に向き合い、考えを巡らせているかが想像できました。

 

 

 

今チームでアシスタントコーチの立場でサポートをして頂いている方は、僕よりも年上で僕よりも実績のある方なのですが

 

その方には「ずっとバスケの事考えてるな〜」と感心される事もあります。

 

でも僕としては「???」という感じで、そんな実感はありません。

 

むしろ、まだまだ足りないという焦りにも近い思いしかありません。

 

 

 

これまでに様々なチームの指導者の方とお話しさせてもらう機会があり、時には自分から会いに行ったりした事もあるのですが

 

その中で感じていた事は

 

結果を出している指導者ほど、常に学び続けているという事です。

 

例え、都道府県で優勝しようが、全国大会に出場しようが、全国でベスト4に入ろうが、全国優勝しようが

 

魅力的なチームを作っている方ほど謙虚に学び続けています。

 

だから僕みたいな何の実績もなく、経験もない指導者が学ぶ事をやめてしまったら当然勝つことは絶対にできないし

 

ましてや、これだけ情報が溢れている世の中で、選手もたくさんの情報を手に入れる事ができるようになっているのに

 

学ぶ事をしなかったら、選手を指導する事なんかできないと思っています。

 

まだまだまだまだまだまだ足りないと日々実感しています。

 

たくさん学んで、少しでもチームに、スクールに、選手に還元できるようにしたいと思っています。

 

僕よりも指導力のある指導者はいくらでもいますが、バスケに対する思いと行動だけは誰にも負けないようにしないと選手に失礼だと思います。

 

だから「今の状態がベスト」とか「これで満足」とかはあり得ないです。

 

 

コロナウイルスの影響によって、体育館に行けないこの期間は自分が「もっとバスケをやりたい!」と再認識できた期間だったので

 

ある意味で良かったと思いました。

 

次の練習までにもっともっと良い学びの時間を増やして準備をしておきたいと思います。