無駄に不安に煽られて、事実を知る事から目を逸らさない。
コロナウイルスの感染拡大により、多方面へと影響が出ています。
今週から各自治体は小中学校を中心に、休校措置を進めている事だと思います。
感染の拡大を防止する事は、絶対に必要な事だと思うのですが、新聞やテレビ、ネットのニュースなどで取り上げられる内容はどれも不安を煽るような内容のものばかり。
街の人たちがどれほど、コロナウイルスの概要について自ら調べて知って、対策を打っているのだろうと素朴に思う。
僕としても指導に携わる以上は、選手に間違った情報を渡さないように、
この騒動の中で結構な時間をかけてコロナウイルスについての情報を調べました。
調べれば調べるほど、現状のメディアでの取り上げられ方や、世間の騒ぎ方があまりにも現実的でない気がしています。
もちろん警戒はしなくてはいけないし、感染が拡大しないように個人が出来る対策はしっかりと行うべきだと思う。
じゃあどんな対策が必要なのか、どの部分に気を付けて生活を送らなくてはいけないのか
どれくらいの程度で生活を制限しなくてはいけないのか、などの疑問を解消せずに
ただ慌てて不安になって、例えばトイレットペーパーやティッシュペーパーを買い漁ってしまうのは、ちょっと違う気がする。
僕が指導する選手はだいたい小学5年生~中学3年生くらいが対象になるが
この年代の選手たちも自分にとって必要な情報をしっかりと取捨して、自分の頭で考えて、どう行動したら良いのか?という事を考えれるようになってほしいと思う。
考えた結果、分からなかったら大人に聞けばいい。
今、選手だけじゃなく大人にも必要なのはとにかく正確な情報だと思うし
こういった情報は、今簡単にスマホやパソコンを通じて手に入れられる。
要はその使い方や情報の扱い方をちゃんと大人が教えられるようにさえなればいいだけの話。
「考えろ!」とばかり言う事は簡単だけど、こういった時にこそ
「考え方」を教える絶好のチャンスだと思う。
一番ダメなのは、過度に怖がること、根拠なく恐れること、何もしないこと。
情報を自らキャッチしに行って、自分の頭で考えて、どうしたら良いのか?という自分なりの結論を持っていれば
新しい情報が出てきても思考をアップデートできる。
人間は、知らないモノや分からないモノに対して、実情よりも怖がる、嫌がる傾向があるからね。
知らないならば、知ればいい。
では、またのちのち。