チームを作るということ

チーム作りというと、選手の育成方法や練習内容にフォーカスする事も大切だが

 

今日はジュニアスポーツの組織の作り方について書いてみようと思う。

 

僕の場合はバスケットボールだが、どんなスポーツでもまずは練習する箱の確保が1番頭を悩ませる部分だと思う。

 

定期的に練習を行うことのできる場所を確保しない事には、スポーツは始まらないし、選手を呼び込む事もできない。

 

昨今は中学校の部活動が縮小傾向にあると思うので、今後は中学校のグラウンドや体育館等の施設を、平日の夕方や土日祝日に一般開放していく流れを期待したい。

 

愛知県や大阪府では、このような動きは既に大きく始まっているようである。

 

(バスケだけかも?)

 

あとは、代表者。

 

組織運営の責任者だが、代表者と実際の指導者は別の方が良いと個人的には思っている。

 

組織の方針を示したり、実際に契約者(ジュニアカテゴリーの場合は保護者)との交渉をしたり、

 

時には指導者を解雇する権限も含めて、意思決定を行う立場の人の事だ。

 

なぜ指導者と代表者が別の方が良いのかというと

 

1つは、指導者は指導に専念した方が良いというのと

 

もう1つは、指導における権限だけでも力が強くなるのに

 

組織の運営の決定権まで持つと、暴走しだした時のストッパーがいなくなってしまう。

 

部活動の指導者から体罰や暴言が飛び出すのも、組織運営と指導のパワーバランスが極端に偏っていた事が原因だと個人的には感じている。

 

そして、保護者の方々はあくまでも、この組織運営におけるサポーターである。

 

主役は選手であり

 

組織運営の担い手は代表者であり

 

指導の責任者はコーチである。

 

代表者の示す方針やコーチの指導が気に食わなければ、参加しなかったら良い。

 

レーニングジムやヨガ教室等と同様に、例えお金を払っていたとしても

 

効果を100%保障するものではなく、結局はそこに参加していかに取り組むかが大事だという事を理解してもらいたい。

 

厳しい話のように聞こえるかもしれないが、事実である。

 

この事を踏まえて組織を立ち上げないと、いざ立ち上げてから起こった問題に対して組織としてのブレが生じる。

 

この内容は、僕が実際に組織を立ち上げた際に起こった問題点の大きな部分なので

 

多くの組織や代表者となる人にも当てはまる事ではないだろうか。

 

では、またのちのち。