大会を開催するということ

記念すべき1記事目という事ですが、適当な挨拶もせずに、ただただ自分の思い立ったことを書いていきたいと思います。

 

12月27日~28日にかけて、京都でバスケットボールの大会を開催する。

 

出場チーム数は6チーム。

 

京都のバスケットボールの決勝戦が行われる横大路体育館と宝ヶ池体育館、そして京都両洋高校の体育館をお借りして、合計10チームの大会を開催する。

 

今年で3回目になる大会だ。

 

この大会は、ほぼ自分1人で運営を行っている。

 

当然、タスクの数は膨大で、正直面倒くさい事だらけだ。

 

たった10チームといえども、京都からは4チーム(うち2チームが27日と28日それぞれに出場している)、他府県からの出場チームが6チームにも及ぶ。

 

なので今日もそれぞれの責任者から試合や宿泊の事についての問い合わせがあった。

 

それぞれに丁寧に対応し、場合によっては宿泊先や体育館にも連絡を取りながら、できるだけ迅速に応えていかなくてはいけない。

 

この大会は自分が始めたという事もあって、随所にこだわりがあるのだが、何といっても大会2日目には、1日目の試合結果によって、5チームのリーグ戦で決まったそれぞれの順位同士が対戦する際に、実際の公式戦と全く同じ形でゲームを行う。

 

それも公認の審判を派遣し(この審判には中学生の公式戦で支払われる、実に3倍の審判料を払ってきてもらっている)

 

中学生の試合は多くの場合、8分‐2分‐8分のハーフゲームで練習試合やカップ戦を運営する事が多い。

 

理由はおそらく、できるだけたくさんのチームと対戦する事が目的だろう。

 

しかし、試合数が少なくなっても僕が公式戦通りの8分×4Qにこだわる理由が明確にある。

 

それは、ハーフゲームの試合の運び方と、フルゲームの試合の運び方が全く異なるからだ。

 

指導者という目線に立つと、やはり公式戦で試合に勝つことを1つの目標にしているので「勝ち方」というものがとても重要になる。

 

選手自身にとっても、試合運びというのは非常に重要な感覚だ。

 

でも、試合に勝てないチームほど「フルゲームの試合の運び方」を知らない場合が多い。

 

あまりにもハーフゲームに慣れてしまい、3Qから体力が無くなったり、前半に良い勝負をしていたにも関わらず、後半に集中力が切れてしまう事が多々ある。

 

逆に勝てるチームは、前半苦戦していても3Qや後半に相手との点差を突き放すようなゲーム運びを行う事が珍しくない。

 

だからこそ、初日の予選リーグでたくさん試合を行った後の、2日目のフルゲームが非常に効果的になるのである。

 

準備は正直、面倒くさいことだらけで、1人で回す事に嫌気がさすこともあるけれど

 

人に任せることで自分のこだわりの部分が薄れてしまったり、

 

ねらいがズレてしまう事を避けたいので、できるだけ自分でできる範囲までは自分で行うようにしている。

 

できればこの大会を続けていって、年末の27日~28日は京都で大会が行われ、そこには全国の強豪チームが集まる!!みたいな感じになってくれれば良いなと思っている。

 

バスケットボールのチームを作るというのは、バスケの指導だけではなくて、実はこういった事業のマネジメント力みたいなものも重要になってくる。

 

魅力的なチームを作っていくために、魅力をマネジメントする力とでも言おうか。

 

という事で、これからしばらくは準備に忙しいかと思う。

 

まぁそれも、楽しいからこそ!です。

 

ではまた、のちのち。